『まいまい京都』主催の京都銭湯部とゆくモザイクタイルの美術館ツアーに参加したレポートです。(2011年11月19日)
先日、湯ったり日誌でもご紹介しました『まいまい京都』の 銭湯ツアーに参加してきました。当日はあいにくの雨模様でしたが、京都銭湯部部長、吉田玲奈さんのガイドの元、普段はほとんど気にすることがなかったタイルに注目して京都の街を歩きました。
【ツアー内容】
13時に阪急河原町駅集合
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木屋町を北へ登り、カフェ『築地』の壁面タイルを見学
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木屋町の町家を通る散歩道を歩く
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昭和3年築の元立誠小学校の中に入り、床や洗面所のタイルを見学
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圧巻の東洋的近代建築である先斗町歌舞練場の壁面を見学
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モザイクタイル張りのお地蔵さんを見学
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モザイクタイルのパラダイス、昭和6年築の銭湯柳湯着。内部を見学。

まち歩きツアーの終着点となったのが、京阪電車三条駅すぐ近くの柳湯さん。 外観から風情たっぷりの町家造りの銭湯です。 外観は京都の代表的な様式で、2階建ての構造になっています。 1階お風呂部分の天井が高いため、一見3階建ての様にも見えます。 格子窓がついており、風情を感じさせます。

中に入ると、番台があり男湯、女湯へと脱衣所がわかれます。 広い脱衣所には、昔ながらの按摩機やドライヤーがありました。

そして圧巻なのが、風呂入り口の上部にある平安神宮のモザイクタイル。 こちらのタイル絵は、昭和39年に描かれたもので、柳湯の立地的にも平安神宮に近く、明るい印象をもたせることから選んだそうです。 ここでもガイドのよしだれなさんにモザイクタイルの素晴らしさを伝えるお話を聞かせて頂きました。
戦争の被害が少なかった京都では昔ながらの銭湯が多く残っているそうですが、 柳湯付近には昔はもっと多くの銭湯があり、周りの建物も低かったため銭湯の煙突が目立ったそうです。
5センチ以下の小さいタイル一枚一枚を張って絵にするのではなく、 網で数枚のタイルが連なった状態のものを張り一枚の絵にする。

モダンでカラフルな装飾タイルが外装やショーケース、土足のホールに使われる。社交的な場所に、文化的で清潔感のあるイメージとして取り入れられた。
明治維新後、国家に先立ち、日本で初めて学区制小学校が作られたのが京都。 それぞれに凝ったデザイんのものが多く、地域の誇り、シンボルとして大切にされている。 タイルは主に玄関土間や手洗い場に多く使われている。
外壁材としてスクラッチタイルが使われている。
F.Lライトの帝国ホテルに使われていたタイルで手作り的渋さと、関東大震災でこわれなかったというので昭和初期の建築に大流行。
町家は木造土壁で出来ているが、昭和後期になると建物の高さが上がり、それにともない雨がかからないよう一階腰回りや二階の外壁にタイルが貼られた。
京都にはモザイクタイル張りの地蔵堂がたくさんある。毎日水洗いでお掃除しやすいから?プチ・タイルアートにも注目。
1985年生まれ。
建築士、イラストレーター。
京都の町と切っても切れない銭湯文化に一目惚れ、風呂なし町家で、銭湯通い生活をはじめる。 学校の近所のお風呂屋さんが廃業したことをキッカケに「京都銭湯部」を結成。銭湯マップを作ったり、番台のお手伝いをしたりと日夜活動を続けている。 若者が地域に根付く暮らし「まちぐらし」を広めたいと模索中。

京都の住民がガイドする、京都のまち歩きイベント。 老舗店主、女優、占い師、妖怪の子孫、植木屋の親方、京町家大工の棟梁、商店街の理事長、お坊さん、ラジオリポーター、きのこライター、鉄ちゃん、銭湯マニア、主婦、学生、京都大好き外国人など、バラエティに富んだガイドさんが京都のご案内。