京都の銭湯 金山湯で開催された月亭太遊さん主催の『第七回ちゃいちゃい寄席』の潜入レポートをお届けします!

「京都住みます芸人」月亭太遊さんがゆく 落語de銭湯数珠つなぎ・ちゃいちゃい寄席

2014.10.18 Sat. @ 金山湯

京都銭湯数珠つなぎ 第七回ちゃいちゃい寄席

京都の銭湯を盛り上げるべく、数珠つなぎ形式で様々な銭湯にて開催されている『ちゃいちゃい寄席』。
心も体もほっこり!銭湯でプロの落語を楽しんじゃいました!
「ちゃいちゃい寄席」潜入取材第二弾!

第七回ちゃいちゃい寄席 潜入レポート!

初の夜開催となった第七回ちゃいちゃい寄席。今回も潜入取材をおこないました。会場は、阪急西院駅近くの金山湯さんです。

2014年10月18日土曜日の夜7時前に会場となる金山湯さんの前に到着すると、すでに会場前には人だかりができています。

京都住みます芸人でもある月亭太遊さんが、京都の銭湯を数珠つなぎで会場にし、寄席をおこなうちゃいちゃい寄席。普段から銭湯に馴染みのあるお客さんから、初めて銭湯に足を運ぶお客さんまで、いろんな方が楽しめるイベントになっています。

この日の出演者は、月亭太遊さんはじめ、前回から引き続き月亭天使さん。そして桂三幸さん、桂三河さん、さらには漫才コンビの十手リンジンさんです。まずは、オープニングのあいさつから軽快な掛け合いがはじまり、お客さんの期待も高まっていきます。

この日のトップバッターは、桂三河さん。まずは、落語の基本を解説するようにお話がはじまりました。落語を聞いたことがない人にも分かりやすく話されるので、どんな人でも楽しめるのがちゃいちゃい寄席のいいところです。

二番手の登場は、月亭天使さん。話のネタは『犬の目』。こちらの落語は前回月亭太遊さんが話されたものと同じ題材でしたが、噺家さんが変わるとまた受ける印象もかわってきます。

落語家さんの人柄や話し方ひとつでまた新たな楽しみが生まれるのも興味深いところです。

三番手に登場されたのが、密かに気になっていた十手リンジンさん。こちらは漫才コンビのお二人で、とにかくテンションが高く、圧倒されました。

体全体を使ったネタでめちゃくちゃおもしろかったです。すっかりお客さんとして大爆笑してしまいました。

続いて登場されたのが、桂三幸さん。先ほどの十手リンジンさんとは打って変わって、落ち着いたしゃべりから淡々とお話が始まります。独特の間と雰囲気から始まるその落語にどんどん引き込まれていきます。

最後は、月亭太遊さんの登場です。今回は、自身で作られた新作をひっさげての登場です。

本題の落語に入る前の"フリートーク"が魅力なのも、このちゃいちゃい寄席がおもしろいところ。身近に起こった体験談を鋭い視点でおもしろおかしく絶妙に話されます。そういった芸人さんの視点には、いつも尊敬の眼差しで見てしまいます。

今回は、落語家さん4人に漫才コンビ1組と盛りだくさんの内容で、これまた430円かつ、銭湯入浴券付です。こんな贅沢なイベントはなかなかないんじゃないでしょうか…!?

会場となったここ金山湯の店主さんにもお礼を言い、大満足で帰路に着いたのでした。

すでに次回の開催も決定しており、ますます盛り上がっていく『ちゃいちゃい寄席』からは今後も目が離せません!ぜひ足をお運びください!

  • 開催日:2014年10月18日(土)
  • 時 間:19:00開演(18:30開場)
  • 会 場:金山湯
  • 入場料:430円(入浴券付き)※寄席は投げ銭
  • 出 演:桂三幸・十手リンジン・桂三河・月亭天使・月亭太遊

ちゃいちゃい寄席とは

京都、そして銭湯を心から愛す落語家、月亭太遊さんが「京都住みます芸人」の活動の一環として始めた寄席。銭湯の活性化が地域の活性化につながると確信、コミュニティスペースとしてより多くの人々に銭湯を利用してもらえるきっかけとなるべく、様々な銭湯を練り歩いている。寄席で訪れた銭湯に次の銭湯を紹介してもらう「数珠つなぎ」形式で展開しているのが特長。

ちゃいちゃい寄席を彩る人たち。
スペシャルコンテンツ『ちゃいちゃい寄席を彩る人たち。』

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