銭湯レポート
京都タワー大浴場kyototower
※廃業されました。
2012年4月7日 7:30訪問
2012年3月末に京都タワー地下3階にある大浴場がリニューアルオープンしました。それまでの老朽化した浴室内が一新され、きれいに改装されました。女性用のお風呂は拡大され、そのぶん男性用のサウナがなくなったそうです。そんな新しくなった京都タワー大浴場を体験しに行ってきました。
京都タワーと言えば、JRで京都に着いてまず、目に入るランドマークです。そんな京都タワーの地下に銭湯があるなんてつい最近まで知りませんでした。普通の銭湯は、午後3時くらいからオープンするところがほとんどですが、ここ京都タワー大浴場は、早朝7時からオープンしています。というのも、夜行バスなどで遠方からこられた旅人達が、まずお湯につかりさっぱりしてから、京都観光にでる。という利用シーンを想定しているからでしょう。
早朝から旅人達でにぎわう
この日訪れたときも、朝の8時前でしたが、すでにいっぱいのお客さんで溢れかえっていました。女性客は、ロビーの外でパイプ椅子に座って順番待ちをしていたほどです。というのもこの日はリニューアルオープン2日目ということもあり、先着でノンアルコールのビールが無料配布されるキャンペーン中でした。
烏丸通りの反対側の西側入り口からエレベーターに乗り、地下3階までおります。するとかつてゲーム台などがあったところが広場になっており、奥に「駅前温泉 タワー浴場」という看板がでています。さらに理容室の看板もでており、こんな地下の1角でも銭湯と理容院がセットになっているのでした。
2012年のリニューアルにもかかわらず、「タワー浴場」の文字には昭和の雰囲気がでるフォント使いで期待が高まります。やはり銭湯はこうでないと。
普通の銭湯と違うところは、料金が410円ではないところです。やや高めの設定で
■大人 750円
■小人 450円(小学生以下)
となっています。入り口のところで、入浴券を購入し、ロビーにて渡します。小さいタオルが料金内でレンタルできます。ちなにみバスタオルは100円でレンタルできるため、手ぶらで行っても問題ありません。たくさんの旅行客らしき方達もいましたが、キャリーケースなどの大きなバックをロビーに預け体を癒す為に訪れていました。
心なしか標準語で話す人も多い印象です。
シンプルな構成の浴室内
男湯浴室内は、シンプルな構成になっていて中央に大きな円形の湯船があり、そのまわりを囲むようにシャワーが並びます。京都の町中にある銭湯とは違い、サウナも水風呂も電気風呂もジェットバスもありません。体を洗うための利用シーンに特化しているようですね。もちろん、リンスinシャンプーとボディーソープと石けんがそれぞれ完備されているため手ぶらで浴室内にはいっても大丈夫です。荷物の多い観光客のみなさんにはありがたいですね。
体を洗い、浴槽にはいると視線の上の方の壁面に、京都らしい絵のシルエットがありました。五重塔、京都タワーそして大文字のイラストがかかれた壁です。こうしてゆっくりお風呂につかりながら京都を感じることができるようになっていました。女性用のお風呂はエリアも拡大し、さらに快適に入れるようになっているのでしょうか。脱衣所にはドライヤーが完備されており、無料で利用できます。しっかり準備を整えて京都観光に備えるには最適の場所です。
ロビーはちょっとした休憩スペースがあり、この日たくさんいた訪問者達はめいめいにバッグに荷物を詰め直したり、観光パンフレットを見直したりとその日一日の京都観光の準備に余念がありませんでした。カップル、数人の友達たち、大人の旅行客風と絶え間なく人が訪れてきていました。さすがに人気があります。
冒頭にもふれましたが、向かいには理容室があり早朝から営業が開始されていました。お風呂で奇麗になって髪を切る。そんな利用シーンが今でもあるようです。
京都観光のスタートに京都タワー大浴場!
全体的には、特筆すべき特徴が多い銭湯というわけではないのですが、これから始まる京都での一日のための準備には最適の場所ではないでしょうか。京都観光のスタートにまず、京都タワー大浴場!
階段から上がると目にはいるJR京都駅ビル
京都タワー大浴場へのアクセスマップ
住所 | 京都市下京区東塩小路町721-1 |
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電話番号 | 075-361-3215 |
営業時間 | 7:00~22:00(最終入場 21:30) |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | なし |
HP | https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/kyoto-tower/floorguide/spa.html |
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